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皮膚トラブル改善を期待して去勢手術をおこなったが・・・去勢・避妊アレルギー

| 佐野 コロくん | シーズー オス 9歳

コロの皮膚にトラブルが起きたのは、生後2ヶ月で我が家に迎えて、まだ間もない頃のことでした。

初めの頃から、時々皮膚に赤みがでたり、体のあちらこちらを痒がるなど、皮膚の弱さが感じられる子だったのですが、梅雨から夏場にかけて、体中に湿疹が広がり、猛烈にかゆがるようになったのです。

 

どうしてあげれば良いかもわからないまま、かかりつけのお医者さんの言われるとおりに、かゆみ止めの注射や薬、シャンプーなどを使っていました。 夏が終わり、涼しくなるとおさまってきますが、完治するわけではないようで、翌年もまた、夏が近づくと病院通いが始まる、といった具合で、気づけば3年が過ぎていました。

 

当時のコロの食事は、病院で指定された処方食。鼻につんとくるような匂いや、手にとった時のべたつく感じも、初めの頃は、「ドッグフードってこんなものか」という程度に考えていましたが、やがて、部屋の中に長時間放置しても一向に腐らないフードの品質自体に、疑問を覚えるようになりました。 そこで、自分なりに、ササミや野菜を煮込んだスープを作って食べさせるようになったのですが、栄養バランスにも不安があります。知人や散歩友達に聞いたりして、良いフードを探しはじめた矢先に、ビッグウッドのことを知りました。

 

ガンで亡くなった知人の犬が、ビッグウッドのフードにずいぶん助けられたという話を聞き、身体に害を与えるような化学的なものが一切含まれておらず、安心して与えられるフードだと知って、早速、「スパミール」を取り寄せることにしました。コロが、4歳を迎える頃のことです。 食事を切り替えてからも、しばらくは、皮膚の状態に変化があるわけでもなく、かゆがるたびに薬を使っていました。しかし、痒みがそれほどひどくない時でも、簡単にステロイド薬を処方されたり、詳しい説明もなく強い薬ばかりを使おうとする病院の対応に、次第に疑問を覚えるようになりました。 ビッグウッドを通して、食事が健康な身体をつくる基礎となること、自身で健康上のトラブルなどを克服する力をつけるために何が大切なのか・・・そういったことを知るうちに、自然な食事を与える一方で、病院に言われるままにステロイド治療を続けている自分にも、矛盾を感じるようになったのです。 薬を処方するにも、濫用するのではなく、コロの様子をみて、最低限必要と思える時だけにしたい。なるべく、身体にやさしい方法で改善させたい・・・そんな想いが強くなった私は、あちこちの知人に相談し、投薬は極力控えるという方針の病院を紹介してもらうことにしました。そして、ステロイドを止め、ヨードシャンプーなどで日頃のケアに気をつけるという方針で、様子を見ていくことになりました。

それからは、「スパミール」に切り替えたことも効を奏したのか、ステロイドを使わなくても痒みがひどくなることはないまま、5年の月日が流れました。 ところが、9歳を迎えた夏の終わり。今までにないひどい痒みが、全身にあらわれるようになったのです。

手の届く範囲すべてをかきこわしたり、延々となめ続けるせいで、皮膚はすっかりただれてしまいました。 病院に相談すると、年齢的に、ホルモンのバランスが崩れてきているのかもしれないとのこと。改善策として、去勢手術をしてみることになりました。ところが、手術後、皮膚の状態は一時落ち着き、改善方向に向かったかと期待したのも束の間で、コロは、再びひどい痒みに襲われるようになりました。 去勢すれば皮膚のトラブルは改善されるかもしれない、と強い希望を持っていたぶん、私のショックも、大きなものでした。

 

何か手はないかとアレルギー検査をしてもらったところ、ダニに反応しやすいとの結果が出たため、室内の掃除を徹底し、カーペットは取り除いて洗える綿の敷物に替え、フロントラインもつけてみましたが、際立って良くなることはありません。

皮膚を傷つけないよう、こまめにつめを切り、かきこわせないよう、シャツを着せておくようにしましたが、生地で覆いきれていない足先や腹部を、真っ赤になるほどなめてしまいます。体中にぶつぶつと湿疹ができて、特に内股は、痛々しいほど赤くなっていました。 日中は、私を含め家族皆が、勤めなどで出払ってしまうため、そばにいてやれないことが、本当に苦しい思いでした。仕事を終え、あわてて帰宅しては、かきこわして血が出てしまってはいないかと、全身をチェックする日々でした。 この頃は、やむなく、ステロイドを1日おきに使っていましたが、かといって落ち着くこともなく、何か別の手立てはないかと悩んでいた、その年の12月半ば。ビッグウッドで、被毛チェックを行って作る療法食のことを知りました。すぐに相談室に電話して、アドバイスをもらい、療法食と「スパミール」に加えて、「元気な酵素」「愛犬活力源」を使いながら、経過をみることにしました。 そして年が明け、療法食を与え始めて1ヶ月が過ぎる頃。あれほどひどかった痒みが、だんだんと落ち着いてきたように見えました。

かゆがり、なめる頻度が減ったせいか、ただれていた皮膚も、少しずつきれいになり、ところどころ脱毛してはげかけていた跡からは、新しい産毛がみえています。

春先になって、再び痒みが出始めたものの、それ以上悪化することもなく、やがて自然とうすらぎ、真夏なみの蒸し暑さが続くようになっても、以前のように気になる様子はほとんどみられなくなりました。その後しばらくして全身の皮膚がきれいなピンク色を取り戻した時には、嬉しくてたまりませんでした。 5月には、療法食を一旦ストップ。今は、風を通しやすいようにサマーカットにしてやり、ハーブパウダーでこまめにケアをするようにしています。

 

このまま安定していてくれるかは分かりませんが、自然の力を借りて、少しでも良い状態で年を重ねて、健やかに毎日を過ごせるよう、コロを見守っていきたいと思います。今の状況があるのも、療法食や、日頃から食べさせているビッグウッド製品のおかげと、感謝の気持ちでいっぱいです。 これからも、ますますよい製品づくりにがんばってください。 これからも、コロをどうぞよろしくお願いします。

※あくまでも個人の感想です。効能・効果を謳っているわけではありません。

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