【紫イぺ(タベブイア・アベラネダエTabebuia avellanedae)】


標高20-30mになる樹木で主に南米のブラジル、アルゼンチンの一部に自生しています。

有用物を多く含有する原木は一部の地域のみに生息し貴重なものです。



直径は約1?2mもある大きな樹木で紫色の大きな花を咲かせます。
数百年前より南米インカ帝国でこの木の内部樹皮を煎じて飲むことで悪性疾患から健康を取り戻したことから、「神からの恵の木」として認められていました。

紫イペ(パウダルコ)は南米のハーブとしてとても有名で南米やアメリカ・ヨーロッパで1960年代から多くの研究がされています。

◆紫イペの栄養成分

紫イぺの活用



ブラジルではリウマチ、関節炎、糖尿病、消化器不全、前立腺炎、真菌、腫瘍の形成の予防や血液の浄化、などに使用され有効であると発表されています。




紫イぺには20種類以上の豊富な有効成分が含まれている為に広い分野でハーブ療法に用いられています。その効果は抗腫瘍、抗ウィルス、抗炎症、抗真菌、抗寄生虫など広く研究が行われ有効性が報告されています。


アメリカでは紫イぺは鎮痛薬、駆虫薬、抗細菌、抗真菌、抗ウィルス、抗炎症の目的で使用されおり、赤血球の増加、呼吸器不全、潰瘍、カンジダ感染、水虫に有効であり、最近ではアメリカの研究者などから腫瘍や寄生虫の駆除に有効であるとした報告もなされています。

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