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2つあった腫瘍が療法食を続けた半年間で消えた結石子宮腫瘍

| 岩山リシェルちゃん | ミニチュアダックスフント メス 11歳

リシェルが膀胱炎になったのは、10歳を迎えた頃でした。時々血尿が見られるようになり、レントゲンをとったところ、膀胱に直径2cmはあろうかという大きな石がみつかったのです。

1歳の時に華やスパミールを食べはじめてからというもの、全く病気知らずの9年間を過ごしてきたのですが、石の大きさも考えると、早く溶かしてしまったほうがいいのかと思い、一旦、薬と病院食を使うことにしました。 けれど、それから3ヶ月以上経っても回復する兆しはありません。石をなくしてしまってから、食事をしっかり整えて、再発しないような体づくりをしていこうと考えていましたので、このままずっと薬を続けていくことには、かなりの抵抗がありました。悩んだ末、薬のような即効性はなくとも、できるだけこの子に負担をかけないよう、時間をかけても、食事で改善していこうと決めました。

病院食もすっぱりやめて、スパミールを再開。元気な酵素、愛犬活力源とブラローも加えた食事を始めました。6ヶ月経ち、血尿の頻度も減ってきたため、レントゲンをとってみたのですが、石は少し大きくなっているようでした。 また、この頃、大豆大の脂肪腫が、首のつけねにひとつ、乳腺にふたつできていることに気が付きました。毎年のレントゲン検査でも、薬を飲むほどではないものの、心臓が少し肥大してきていたり、雑音が聞こえたりと、いろいろと気になるところを抱えていたため、被毛チェックをお願いすることにしました。

検査結果では、脂肪腫は良性のようなので、悪い方向にいかないように働きかけるハーブと、膀胱のためのハーブを配合した食事を作ることになりました。心臓は特に問題は抱えていないようでしたが、今後の予防のためにも、心臓に負担をかけないように、血液の流れをよくしてあげるためのハーブもいれてもらうようお願いしました。 療法食を始めて3ヶ月後、レントゲンをとると、膀胱の石が一回り小さくなっていました! ふたつあった乳腺腫瘍も、ひとつは気がつくと消えてしまっており、もうひとつもかなり小さくなってきています。このとき、経過を確認するために再度被毛チェックを行ったところ、膀胱はもう少し時間がかかりそうでしたが、腫瘍は明らかに改善してきていました。 そして、それから1ヵ月後、残っていた首の脂肪腫が大きくなっていることに気が付きました。

悪性のように急にではなく、除々にという感じで、リシェルも元気があったために、しばらく見守ることにしました。約半年が過ぎたゴールデンウィーク前には、パンパンに膨らんで腫れてきたのですが、いつしか自然に破裂してしまい、跡は、触るとぺこぺこと弾力があるようでした。

お医者さんに診てもらったところ、膿みが残っているとのことで、生クリームのような白い膿みを出してもらうと、すっかりきれいに戻ってしまいました! あと残るのは膀胱の問題ですが、今まで年中みられていた、「排尿ポーズはとるけれどおしっこは出ない」という様子がかなり減ってきたところをみると、きっと回復も間近なのだろうと思います。

この11年間、体の中にいろいろな問題を抱えてしまった時期はあっても、リシェルの元気な様子は全く衰えていません。気力、体力ともに充実しているのは、幼い頃からバランスの整えられた食事をしているおかげで、体の根本がしっかりしているからだと確信しています。 療法食にかなりのハーブを入れているのに、慣れているせいでしょうか、匂いを嫌がるどころか、本当に美味しそうにパクつきます。毛艶もよくイキイキとして、仔犬に間違われることもしばしば。年齢を言うと驚かれます。最近犬を飼いはじめた友人も、論より証拠、リシェルを見ればその良さがわかる!と、早速ビッグウッドを始めました。

年齢を重ねれば、あちこちにガタがくるのは自然なことですが、健康で長生きするためには体が資本。そのためには、自然な食事が何より大切なのだと実感しています。 これからもずっと、リシェルに幸せな生涯を送らせてあげたいと思います。

※あくまでも個人の感想です。効能・効果を謳っているわけではありません。

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