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外れてしまった関節の回復後に「筋肉をつけるサプリ」で再発防止腫瘍関節

福岡県 | 黒田ぽんたくん | ミニチュアダックスフント オス 12歳

私がビッグウッドを知ったのは、今から7年前のことでした。 愛犬のぽんたになるべく安全なごはんを与えたいと思いながらも、フードの内容表示だけで中身を判断するのも難しいと長い間悩んでいたのですが、当時自然食 品のお店に勤めていた友人に「犬にも人間の身体にもやさしい食事」について教えてもらったのです。

それまでいろいろとフードを試していたものの、食べた途端に吐き出してしまうことが多かったぽんたですが、「スパミール」だけは初めから勢いよくぱくついて、私自身驚いてしまったことを覚えています。今、考えてみると、添加物などの化学的なものに反応しやすい子だったのかもしれません。

フードの切替えも順調にすみ、ビッグウッドの食事を与えられ、元気いっぱいで6歳を迎えた頃、ぽんたの身に思いがけない事件が起きました。 後ろ足をあげて耳を掻いていた時、突然キャインと泣いて座り込んでしまったのです。どうやら、後ろ足をあげた拍子に関節が外れてしまったようでした。 ひどく痛むらしく、キャンキャンと泣くぽんたを連れて病院にかけこむと、先生は、ヘルニアを起こしている可能性もあるので、すぐ手術をするようにと言われました。しかし、よく調べもせずに手術をしようとする病院の方針にはどうしても納得がいきません。

ヘルニアかどうかはわからないけれど、なるべくぽんたにとって負担のかからない自然な方法で痛みを和らげてあげたいと思いました。そしてビッグウッドに相談したところ、自然療法に力を入れている「プレマ動物病院」を紹介してくださいました。

そして、ビッグウッドとプレマ先生のサポートを受けながら、ハーブやホメオパシー、マッサージなどのケアを始めました。この頃のぽんたは、思うように動けず自力での排泄も難しかったため、私にとってはまさに「介護」の日々でした。食事を食べさせたり、排便をしやすいように身体の向きを変えたりしっぽを持ち上げたり・・・夜も眠れない毎日でしたが、「どんな病気も回復に向かわせるのは医者ではなく、家族の力です。」というプレマ先生の言葉が、私の力強い支えになっていました。精神的にもつらい時でしたが、この経験を通して、ぽんたと私の絆はより固くなったような気がします。

1ヶ月が過ぎる頃、思いがけないことが起こりました。 いつものように足腰のマッサージを行っていたところ、突然「パキッ」と音が鳴り、脚の関節が入ったのです。ぽんたは立ち上がり、多少ふらつきながらも歩きだしました!嬉しくて、すぐにプレマ先生とビッグウッドにお電話しました。

ヘルニアと膝が外れたときの症状はよく似ているので間違いやすいということを後で聞きましたが、簡単に手術に踏み切ってぽんたの身体を傷つけずにすんで本当に良かった・・・家族みんなで喜び合いました。 それからは、筋肉で関節をしっかりガードできるように「筋肉をつけるサプリメント」を使いながらの運動を続けることで、再発もなく元気いっぱいで過ごせるようになりました。 そうして6年が過ぎ、11歳を迎えたぽんたですが、年をとるにつれて少しずつ消化力が弱ってきたのか、時折一過性の嘔吐がみられるようになりました。 そして昨年の11月、突然、大量の軟便をしたのです。元気で食欲もあったため様子を見ていたところ、日ごとに便の回数が増えて粘膜便に、ついには血便を起こすようになってしまいました。 病院では、何を食べたのかはわからないが、食中毒を起こして、悪い菌が繁殖しているとのこと。粘膜便は、腸壁が荒れてはがれてしまったものでした。 ひとまず炎症を抑える注射を打ち、抗生剤を与え、食事はスパミールでは消化に負担がかかるので、ワンダーエナジーを与えて体力の消耗を防ぎました。 重湯からおかゆへと、消化力に合わせた内容にして、一旦はおさまりましたが、それから10日ほど経った頃、また同じ症状が起きました。牛のウンチのような大量の軟便に始まり、1.2時間おきに繰り返す血便や嘔吐・・・この時も一旦は回復したのですが、その約1週間後、またもやぶり返し、昼も夜中も関係なく、大量の泥状の便をするようになりました。

薬を止めるとまた再発するようで、毎朝、今日は大丈夫かと恐る恐るトイレを確認していました。病院では、食中毒のために荒れた腸が治りきらず、炎症性大腸炎を起こしているという診断でした。 また、大腸に少し変わった細胞が見られ、大腸ガンの疑いもあるとのこと。 度重なる消化不良に、ぽんたは肋骨が見えるほどカリカリに痩せ細ってしまいましたが、不思議と、元気と食欲だけはまったく衰えませんでした。 本当にガンなのか?もしそうなら、年齢的にも手術や抗がん剤はつらいだろう。できる限り自然な形で進行を遅らせたい、穏やかな日々を過ごさせてあげたい・・・そう考えて、ビッグウッドに被毛チェックを依頼して、療法食を作ってもらうことにしました。

療法食を待つ間にも再び下痢を起こしたぽんたは、さすがに疲れ果てたようで、急な体力の低下を防ぐために注射と投薬で落ち着かせてから、届いた療法食をスタートさせました。

長年、スパミールやハーブのサプリメントを食べているせいか、少しハーブ臭のある療法食もぽんたは大喜びで食べてくれました。それから2ヶ月が経ちますが、恐れていた下痢の再発もなく、どんどん体力を回復して、気がつくともとの体重を取り戻していました。 大腸に腫瘍ができている可能性もあるため療法食はしばらく続けるつもりですが、食事の力をしみじみと実感した出来事でした。

これまで、ぽんたと私たちが体験してきたことを振り返ると、どんな時も彼らの力を信じて、コミュニケーションをとりながらケアをしていくことが本来の自然治癒力を助けることにもつながるように思います。

天真爛漫なぽんたは、家族皆に同じように寄り添い、愛情を注いでくれる、かけがえのない存在です。家族の中で、ケンカが始まりそうになると、仲裁に入るように膝によじのぼって悲しい表情をするので、嫌悪なムードも消え去り、家中の雰囲気が暖かいものに変わります。

ぽんたが私たちに与えてくれたやすらぎをどれだけ返してあげられるかわかりませんが、この子がずっと心穏やかに生活していけるよう、精一杯の愛情で包んでいってあげたいと思います。

※あくまでも個人の感想です。効能・効果を謳っているわけではありません。

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