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こだわりとハーブのレシピを使った理想のフードアレルギー

愛知県 | 伊藤ラテくん | 日本テリア オス

ラテは、生後2ヶ月の時に、大手ペットショップから我が家に迎えました。

彼の生い立ちを聞くと、宮崎のブリーダーのもとで生まれて、1ヶ月も経たないうちに、ここ名古屋まで空輸されたうえ、実に1ヶ月以上もの間、飼い主が見つからぬまま、狭いショーケースで過ごしていた、とのこと。 生まれてすぐに、シッポを切られ、母親と兄弟から引き離され、爆音響く車と飛行機に乗せられ、長い孤独を経験し・・・。それらのストレスが、どれほど彼に、深い心理的な傷を残したことでしょう。

これらは、4歳の今に至るまでも、肉体に、そして精神に影響を残すことになりました。また彼は、おそらく母乳による栄養と免疫力はほどんど与えられぬまま、ショップに運ばれたためか、店内で「風邪をひいた」そうで、ショーケースの中でも覇気がなく、とても怠い表情でした。 とはいえ、初めて私の腕に抱かれた時には(といっても掌に乗る大きさでしたが)目に光を戻し、懸命に舐めて寄り添い、即刻「私を捕まえる」ことに成功したのです。

ショップからは抗生物質やその他の薬つき!で渡され、帰ってよく見れば首筋に注射を繰返した痕が残り腫れていました。今だにそこは小さくハゲています。 最初の半年、ショップで勧められた外国産のフードを続けてはみたものの、彼はとても食が細く、臆病で縮こまる性格で、仔犬らしい活力に乏しい子でした。また、身体の匂いと痒みも現れるようになりました。 何かが変だ。このままではマズい・・・。危機感を覚えました。彼の食生活に潜む重大な罠に気付くのには、それほど期間を要しませんでした。

そう、丁度その頃に、書籍とインターネットで、フードの原材料の恐ろしさと業界の正体を知ることになり、それらは食の重要性を思い出させてくれたのです。私は以前、フロリダの大学で6年間、ヒーリングサイエンスとヒトの食、代替医療に関して学習し訓練を受け、研究しており、さらに教員の経験もありました。それ故に、食が身体とエネルギーに与える影響もよく理解しています。

とは言え、ワンコを家族に加えるのは15年ぶりで、ドッグフードの世界のことは何も知りませんでしたし、お部屋でのワンコと一緒の暮らしは初めてなので、彼の食生活の見直しが少し遅れてしまったのでした。

人間が食べることができない原材料や、保存料、着色料、酸化防止剤、合成されたビタミン剤がペットフードにはたくさん使用されているという現状。経済的な効率性のみを重視して製造し、科学的にそろえたデータだけで栄養成分の豊富さや、安全性をうたっているフード。こんなものを食べさせられていて、ラテが元気になる道理はありませんね。

私は、まず米国産のフードを全て廃棄しました。そして、人間の食と同じく「国産無添加」等の表示を頼りに、あちこち店頭を探しては試す日々が暫く続きました。

しかし、私の求める安心と満足のフード、そして私自身が喜んで味見出来る、あるいは食材に使えるフード・・・そんなものは、なかなか店頭にはみつかりません。そこで今度はインターネットを活用して、検索を始めました。ネット上のショップにも、きれい事を書き連ねた、いかにも健康になれそうな「宣伝文句」のフードは沢山掲載されておりましたが、もはや私は騙されません。既に、人間の食の世界にもよくある「宣伝文句」の裏に潜む落し穴をよく知っていた故です。

そして検索を続けるうちに、ビッグウッドに行き着きました。

フードに対するこだわり、そしてハンナ・クローガーとハルダ・クラーク博士の長年にわたる波動療法による治療実績とハーブのレシピを基盤にしたフード。ラテが生後半年になる時、遅まきながらも、理想のフード、理想のサポーターにたどり着いたのです。

実のところ、ハンナ・クローガーとハルダ・クラーク博士の波動療法とその理論については、既に論文や書籍を読み、大学の卒論にもそれらを取上げた経験があった上、21世紀の医療としての波動療法を、私の仕事の面からも注目し続けておりました。

それ故に、社長の大木さんのフードが完成するまでの体験記に触れて、ただただ納得、共感、感動し、ビッグウッドのレシピを全面的に信用す

るに至ったのです。

2004年の3月、始めてのスパミール体験。食の細かったラテもその時「スパミール」に出会ってからは、食欲というものを思い出させてくれました。人間よりもワンコのほうが「身体にとって必要なもの」を選ぶ力に長けているのかもしれません。

こうして食を切換えてしばらくすると、ラテの耳の中に2cm余もある腫瘍ができ、だんだん大きくなって外耳を塞いでいるのを見つけました。まだ1歳にも満たない若さで腫瘍とは・・・。大きなショックを覚え、とりあえず、腫瘍の素性を知る為に病院へ連れて行きました。しかし、案の定、ステロイドと抗生物質を処方されたのみでした。

一時しのぎで、健康面での影響を後に残しかねないこれらの薬を、私はさっさと廃棄し、ビッグウッドからのアドバイスと私の仕事でもある「エネルギーヒーリング」をはじめとした自然療法を活かし、様子を見ることにしました。

彼の生立ちや深い心の傷、純血種ゆえの「血統の濃さ」を思えば、それらが免疫系に与える影響も仕方なしと受け止めつつ、不安の中、獣医に頼らない治療を始めました。

そしてわずか一週間ほどで、腫瘍が化膿し崩れ始め、何とその後一週間で、きれいさっぱり消滅!このことを通して、彼を獣医に頼らない育み方に徹すること、への自信をますます深めたのでした。

ラテの場合、極端に警戒心が強い性質も、免疫力を低下させる一因になっていたのかもしれません。我が家に来るまでにどれほどの怖い体験をしたのか、子犬の頃から、他所のヒトにもイヌにもビクビクとして近寄れない子だったのです。

ラテを取り巻く環境のなかにある怖いものもストレスの一つとなり、心理的要因が健康を害していたのも、また事実でしょう。私は、自ら出来るケアや、環境に適応させていくことで、少しでも、彼の生命力をメンタルな部分からも底上げしていってやろうと決意しました。

ビッグウッドと巡り合えたことで、100万の味方を得たような気持ちでした。それから約半年後。一歳を過ぎた頃から、ラテの全身に小さな凸凹が出てきたことに気づきました。一時的に良くなりもしますが、興奮すると酷くなり、身体全体に一気に広がっていきます。

幸いにも痒がる様子は殆どありませんでした。「スパミール」に切り替えた時期から考えて、生後から蓄積して来た体毒の排出作用かとも思い、ビッグウッドに相談して、あれこれ食の見直しを始めました。 そして、パンや甘いお菓子など、ラテに催促されるままに時々与えてしまっていたことを反省し、それらを一切断つことにしました。これをアレルギー反応と捉え、特に警戒したのは小麦や大豆等の穀類に含まれる「農薬」でした。

ビッグウッドからも、これらの穀類を「与えるべきではない」とお聞きしておりましたので、与えるのならば、国産無農薬のものにと、厳選して与えることを徹底したのです。すると数週間のうちに、彼の皮膚の状態も快方に向かい、スッキリとしてきました。

勿論、勧められたハーブやチンキを摂り、免疫と廃毒に気遣いした結果です。実のところ、私自身も初めは大豆アレルギーで、市販されている豆乳などを全く受付けない体でした。しかし、本当は、大豆にではなく、農薬に対するアレルギーであると気付き、無農薬有機農法の限られた大豆のみ摂れるようになった経緯があったのです。

そうして、皮膚の状態は改善に向かいましたが、それでも、毎年の夏は、ラテにとって受難の季節でした。

手足の指に、虫にくわれたようなブツブツができてくるのです。痒みを伴い、舐め続けると指間は真っ赤になり毛も抜けます。夏が過ぎて涼しくなると快方に向かうため、それまでの辛抱だからと、ラテがなめても大丈夫な愛犬活力源やティートリー、アロエ、EMやリコリス等のハーブチンキなど安全なものでケアをすることで何とか乗り越えてきました。

勿論、一切のステロイドや抗生物質の入ったカユミ止めの類は、ラテにもヒトにも使いません。また、ラテは、体内の常在菌のバランスが悪いのか、耳の穴の中も汚れやすく、頻繁に振ったり掻いたりしていたため、こまめな掃除も欠かせませんでした。

しかし、こうしてケアをしていくうちに、赤く腫上がっていた外耳が、炎症を起こすほどにはならず、湿った耳垢が溜まる程度になってきました。 そして、2007年夏。この年の殺人的猛暑は、今までとは異なる、過酷で、新たなるトラブルを引き起しました。初夏から、指間だけでなく、左の太腿から全身に湿疹ができ、特に左太腿は酷くハゲてしまいました。運動不足のストレス解消と廃毒の必要性に迫られる中、8月に入って、急激な体重の減少が起こりました。 食べているのに、あっという間に痩せ細り、7kgあった体重は、たった1週間で5.5kgにまで減ってしまったのです。人間で言えば、一週間に10kg以上もの減量に相当するでしょう。皮膚があばら骨にはりつくほどに痩せこけ、その上覇気がなく、目は宙を泳ぎ衰弱し、それを観た私達は、正直なところ、本当に慌てました。 そこで、自分なりに様々な手法で調べ、自らオーラをチェックし、波動測定なども行った結果、腎臓、肝臓がかなり弱ってはいるが、重症の疾患ではないだろうことは解りました。 しかし、大急ぎで何とかせねば!と思いました。 今年の猛暑で身体が悲鳴をあげていたのでしょうし、また丁度その頃、彼が家庭内で強いストレスと不安を覚える出来事があり、それが彼の自律神経に強い影響を及ぼしたのも確かでしょう。 後になって振返れば、その時の彼の不安の要因は、全くの「彼の勘違い」だったのですが、いつも我々の会話と状況を殆ど理解している(ようにみえる)彼なので、ちょっとした誤解、「気のせい」で深く落ち込んでいたのでした。 とにかく、ラテの体がとことん弱ってしまう前に、出来ることは何でも試して、少しでも早く回復させたい・・・。このような気持ちで、ビッグウッドにお電話して助言を受け、「被毛検査」と「ホメオハーブ療法食」をお願いしました。 療法食は、スパシチューに各種ハーブが入り、香りもかなり強いものでしたが、ラテは毎食ペロリと平らげ、喜んでみえました。丁度、インド料理のチキンバターマサラ?だねぇ、という具合に、我々も時々つまみ食いさせてもらっ ています。 それからは一進一退の日々でしたが、療法食を始めて1ヶ月が過ぎて、やっと暑さもやわらいだ10月初旬、心配していた体重は再び急速に増え始め、活力を取り戻し、皮膚の湿疹も消えてきました。 あっというまに毛も生え揃って、ひと安心!そして、3ヶ月1クールの療法食を終えた今、心身共に万全の状態になりました!以前よりもひと回り、更に大きく頼もしくなった様にもみえます。 日本テリアなのに、うちのラテはデカイです。涼しくなった今は、食欲も旺盛で、生命力が一段と強くなったことが感じられます。振り返ってみれば、今年は本当に大変な夏でしたが、ビッグウッドを知らずにいたら、これほど早い回復は見込めなかったでしょう。 今のラテの食は、「スパミール」を基本に「スパシチュー」と有機農法の食材を使った手作り食です。小さい頃「スパミール」を食べるようになってからの彼の変化は、目覚しいものでした。他のワンコに感じられる、いわゆる「犬臭さ」は全くありません。驚いたのは、ウンチやオシッコがほとんど臭わなくなったこと。身体の中がきれいに浄化されたのだろうと嬉しい思いです。 実は、肛門腺の匂いもまさに「ムスク!」不快な匂いはなく、とても不思議?です。 一般的にも、体臭等の全ての不快な匂いは、酸化したり薬品まみれの食によって引き起される、体内の異常を現しているのではないでしょうか。 今でもラテは、よそのヒトもイヌもあまり得意ではありませんが、外の環境にも少しずつ慣れ、街中の雑踏を歩くのも平気になりました。ドライブで人出の少ない緑の公園へ連れて行くと、目を輝かせ、嬉しそうな笑顔で跳ぶようにあざやかな走りをみせてくれます。 彼は本当にニッコリと笑います! 愛犬の食を考える時、一番大切なことは、彼らに成り代わってみることです。身体と健康は、口から取り入れられるものによってつくられます。何が使われているのかわからない、どうやって作られているのかが見えない食を、自分なら食べようと思うのか?(残念ながらヒトの食にも無頓着になりがちですが)それを考えて選んでみれば、きっと愛犬にとって最良のものが、見えてくるのではないかと思います。 ラテは、他のワンコに比べると体質的にとても繊細ですが、それも個性のひとつです。私たちにできるのは、この個性を気づきに代え、ヒトにもワンコにも安心・安全でより良き方向に向かって歩むこと。 ラテのニッコリ笑顔がもっともっと増えるように、共に学んで行きたいと思っております。 ありがとうございます。

※あくまでも個人の感想です。効能・効果を謳っているわけではありません。

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